朝5時にタクシーを予約していたのに、
実際に来たのは6時前。
6時からチェックインだというのに、
ガイアナ・タイムにはいつもながらハラハラさせられます。

今日のタクシーはあんまり飛ばさないなぁ、
まだ80kmかぁ、安全運転だなぁ。
と思っていたら、80マイル(約120km)でした。
道路標識には、「制限時速150km」と書いてあります。
真っ暗闇を150kmとか、かなりビビリます。

空港につくと、すぐに悪いお兄さんにつかまりました。
「おいチャイニー、金持ってるのかよ」と聞かれ、
「持ってないよ、でも君の世話にはならないから大丈夫」とこたえると、
「かね持ってないのかよ、おまえ、出国税要るぜ」
「そんなの知ってるよ、G$2500だろ?」
「馬鹿だなぁ、今はセキュリティー代にG$1500いるから、
全部でG$4000必要なんだよ」
といいます。

出国審査の看板には確かに「出国にはG$4000必要」とかいてあります。
あ、お金たんない、とか思っていると、
「だから、俺がUSドルをガイアナドルにかえてやるよ」
といってきます。
「レートは?」
「G$1500をUS$15でどうだ。」
US$1はG$200ぐらいなので、レートは倍近くしています。
「高いからいらない」というと、
「そんなこといったって、おまえガイアナ・ドルなけりゃ出国できないんだぞ」
といって脅してきます。

かなりしつこかったので、
「出国審査して、だめだといわれたら買ってあげるよ」というと、
出国審査までくっついてきました。

出国審査では、「ガイアナ・ドル、USドル、ユーロで支払えます」といわれたので、
USドルで支払いを済ませて、何の問題もありませんでした。
悪いお兄さんは「てめーこのチャイニー、ふざけんな」とかわめいていましたが、
旅客専用エリアに逃げ込んだので、セイフティーでした。

出国前の税関はとても厳しく、
スーツケースはすべてあけて、
本は一冊一冊カバーをはずし、折り曲げて、においをかいで、
糊付けの部分を少しはがして確認していました。
衣類もすべて手でこすったりにおいをかいでいました。
スーツケースは内側の布の部分を少しはがして
中に怪しいものがないか調べていました。

ガイアナでは麻薬の輸出が大きな問題になっていて、
そのために、検査が厳重になっていたんだと思います。

検査官はおそらくガイアナ人ではない人で、
検査中ずっと、
「ガイアナの女の子はどうだった?」とか
「日本の女の子はかわいいの?」「だれか紹介してよ」とか言っていました。

30分ぐらいかけて入念に検査されて、
結局何もなかったので無事に税関を通過。
今度は出国審査で
「パスポートの写真と似ていない」といちゃもんをつけられました。
「パスポートの写真ではもっと色白だろ」
「ガイアナは日光が強いから日焼けしたんだよ。
それに日本はいま冬だから、色白でも当然だろ」
「髪形だって違うじゃないか」
「髪の毛は伸びるだろうが、むちゃくちゃいうなよ」
そんなやり取りのすえ、無事に出国を許可されました。
遊んでいるとしか思えないような質問ばかりでした。

帰りは、ノースアメリカンの超快適な機内で爆睡して
気づいたらニューヨーク(JFK)に到着。
気温30度近い南国から降り立った地は、吹雪いていました。

ニューヨークには昼の1時について、
乗り継ぎの便は明日の朝8時です。
ホテルもとらずに、空港で寝泊りする予定だったので、
暇をつぶさなくてはいけなくなりました。
ガイアナ出発間際に、ジョンがメモを手渡してくれたのですが、
そこには「ニューヨークで一番大きな本屋さんへの行き方」とかかれていました。

ジョンのメモのとおり、空港から地下鉄に乗って、
ダウンタウンにある本屋さんに行って時間をつぶしました。
あいにくお金がなかったので、本は買いませんでしたが、
立ち読みしまくってきました。

その後、空港に戻って一晩過ごし、
ノースウェストのサービス最悪な飛行機で
まったく時間どおりに帰ってきました。
日本はありえないぐらい寒かったです。

国際空港ですが、とてもオンボロです。
高知空港のほうがまだ近代的です。
ここで時間をつぶすのはなかなか大変そうです。
常夏の国から降り立ったJFKは吹雪いていました。
ありえない寒さです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です