滝で泳いで疲れたからか、夜はぐっすり眠れました。
ガイアナの強い朝日にも慣れてきて、
すっかり朝寝坊です。

朝起きてみてびっくりなことに、
背中じゅう蚊に刺されまくっていました。
こりゃ、やばいです。
ビョーキになっちゃうかもしれません。
そういえばなんだか頭が痛いような….
あ、頭も刺されてた。

気にするときが滅入るので、もう気にしません。
死ぬときは死ぬのです。
私は悟ってしまったのですから。

さて、今日のノルマはヨコモリさん帰国さよならパーティーの食事を作ることです。
ジョンは
「あなた料理上手だから、全部作っといてね。
日本のカレーでいいから、材料自分で買ってきてね。
よろしくぅ~!」といって
軽やかに出勤してしまいました。

仕方がないので、蚊に刺された背中をボリボリ掻きながら近くのスーパーに行きました。

このスーパーは、小さいながらも品数豊富でたいてい何でもそろいます。
ジョンは
「このスーパーが近くにあるから、うちは最高のロケーションよ」なんていって、
とても気に入っています。

が、残念なことに、入り口にはデカデカと
「当店は8日に閉店します。
ビジネスはうまくいっているんですが、
個人的な事情で商売を続けられなくなりました」
と書いてありました。
8日といえば、私が帰国する日。
帰国すると同時に店が閉まるなんて、奇遇ねぇ。

そんなどうでもいいことを考えながら、
鶏肉、りんごジュース、ジャガイモ、にんじん、たまねぎなどを仕入れました。
背中を掻きながら家に帰っていると、
案の定、蚊に刺されたところから血が出てきました。
引っかきすぎです、かゆすぎです。

昼過ぎからカレーを作り始め、
じっくりコトコト煮込みつづけて、3時までには完成。
その後、急いでカーラのレクチャーに向かいました。

カーラのレクチャーは、前回のジェンダー問題に引き続き、
今回は「発展とはなにか」というテーマで議論が繰り広げられる予定でした。

ところが、予定では3時30分開始なのに、4時になっても受講生が来ません。
カーラはかなりイライラしていました。
これはガイアナ時間のせいだそうで、しょうがないですな。

4時30分近くなって、やっと人が集まり、いざ授業をはじめると、
今度はカーラの携帯がなりました。
カーラは、
「私の夫が2週間ぶりにガイアナに帰ってきたの!!」とうれしそうに叫んでから、
レクチャーを早足で終了させ、とっとと荷物をまとめて夫を迎えに行っちゃいました。
なんだかなぁ。

ついでなので私も急ぎ荷物をまとめて、ジョンの家に帰ることにしました。
ただ、今いるここは、なかなか危険な場所で、
一人で出歩くのはちょっと勇気が要ります。
ですが、死ぬときは死ぬので、あんまり気にしないことにしようと外に出ると、
やっぱりすぐさま黒い人たちに囲まれてしまいました。
「ヘイ、チャイニー。おれの車に乗っていけよ」と意味不明な問いかけをする輩を振り払い、
「おいこのくそったれチャイニー坊主!!」と罵倒されても「サンキュー」と笑顔でこたえ、
猛ダッシュでタクシー乗り場に到着。
事なきを得たわけです。

「俺はイギリスでプログラマーだったんだ」という落ちぶれたタクシー運ちゃんに
ジョンの家まで送ってもらい、
ちょっと割高な運賃もきちんと払って無事に家に到着。
所々で起こるスリリングな体験が旅を面白くさせてくれますな。

ジョンの家に着くと、ロシア人女性のサビエタがいました。
このサビエタという女性はなかなか愉快な人物でして、
話をしているとまったくとんちんかんな質問をしてくるので
私は大好きです。
話し始めたら盛り上がってしまって、
ジョンがご飯を炊いている間中、ずっと話し込んでしまいました。
気づいたら、パーティーの準備は出来上がっていて、
後はヨコモリ・ファミリーを待つだけになりました。

しばらくしてヨコモリ・ファミリーが登場しました。
カナディアン・コリアンのネリー、韓国人のジョン、ロシア人のサビエタ、
アメリカ人のアレックスと、面子がそろったところでパーティー開始。
英語、日本語、韓国語の飛び交うまったく奇妙な空間でした。

カーラの授業で先週の復習をしています。
「ジェンダー問題を勉強してどんなことを疑問に思ったか」を
模造紙に書いていきます。
ラウ(弟)は人気者で、後ろの女の子2人に
「ラウ、次はあっち行こうよ」的なお誘いをひっきりなしに受けていました。
こちらの紙は
「ジェンダー問題を勉強して、どのように感じたか」だそうです。
みんな、結構マジメに書いていました。
ヨコモリさんは韓国料理、私は日本のカレー、ジョンはお菓子を持ち寄って、
とりあえず食べるものはOK。
あとは日本語、英語、韓国語を使ってコミュニケーション。
ちなみん、日本語を話せるのはヨコモリ・ファミリーと林と、アメリカ人のアレックスです。
金髪の後姿がサビエタです。
サビエタと話をするのは結構面白かったです。
じゅうたんにもソファーにも、飲み物をこぼしまくりながらパーティーしていました。

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